意識と意図の違い、そして行動につなげるには

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意識と意図の違い

動機となる「意識」と「意図」について取り上げます。

それぞれの違いは、次のとおりです。

 

意識 =現状の認識や心の状態(受動的側面)
意図 =将来の行動や目標に向けた意志(能動的側面)

 

現状の認識をおこなって、将来目標や実行計画を立てるということから考えると、「経営計画」は、「意識」と「意図」を合わせたものと理解できます。

 

現状認識が、外部環境の適応を含むことを考えると受動的ともいえますし、将来計画が目標に向けた意志であることから能動的というのも、なかなか言い得て妙だと思います。

 

では、行動につなげるには?

 

 

上の図から、「意識」「意図」「行動」をつながりとして捉えたいと思います。

 

「意識から意図への介入」として、「価値観の明確化」が、そして、
「意図から行動への介入」として、「必然への落とし込み」が挙げられます。

 

このことから、
行動への一連のつながりとする場合、少なくとも
必然かならずそうなるに違いなく、それ以外にはありえないことにまで高められた価値観”が、必要な要素ではないかと考えられます。
価値観を大きくとらえた場合、経営理念の見直しも含まれると考えます。

 

別の考え方として、
将来に向けた行動への意志である「意図」として、
必然”となる内容をどれだけ経営計画に盛り込むことができたかが、
能動的な行動につながる鍵ともいえるのではないでしょうか。

ここでいう「必然」とは?

 

会社の沿革、社長の経歴など歴史文脈において、経路依存性を明確に認知すること

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