経営における「哲学」とは

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経営における「哲学」とは

考える人 哲学の定義について、納得できるものは世にない状況です。定義のあいまいなものは、結局何にもなりません。僭越ではありますが、当方自身の納得がいく定義を行います。

 

経営における
「哲学」とは

哲学」とは、”自己救済・求道”の実践思考プロセスである。(主体的)
自分の器を実験として用い、社会に通ずる一般化を目指すもの。(結果的)

 

「哲学」と経営理念の接近

古代ギリシャ哲学より、人間にとって重要とされる要素から考えてみたいと思います。

 

パトス : 情熱
ロゴス : 論理
エトス : 倫理

 

 一見スマートな経営理念にこだわるあまり、エトスからいきなり考えているものが多い印象を受けます。「パトス」「ロゴス」が欠けていないか、「血が通い」「精神が宿った」経営理念にするためにも再検討が必要です。

 

 アイデンティティ(個性)のある企業とするためにも、パトス(情熱)から、奮い立つ必要があるのではないでしょうか。
※ 一点注意すべきは、虚栄にとどまる限りにおいて、公義は生まれません。

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